日本内科学会雑誌
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VI.抗ウイルス薬
1.抗HIV薬
藤倉 雄二川名 明彦
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2010 年 99 巻 7 号 p. 1574-1582

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抄録
抗HIV薬の進歩は著しいものがあり,これまで抗HIV効果に加え,副作用の軽減,服薬しやすさが追及されてきた.このことにより治療の選択肢が拡がっている.本稿では概ね日本で2005年以降に承認された比較的新しい抗HIV薬に関する知見と,最近の診療ガイドラインの中におけるこれらの位置付けをまとめた.また,新しい機序の抗HIV薬であるインテグラーゼ阻害薬(ラルテグラビル)やCCR5阻害薬(マラビロク)についても言及した.
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© 2010 一般社団法人 日本内科学会
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