小野市民病院内科
神戸大学医学部第三内科
1988 年 77 巻 4 号 p. 581-582
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症例は56才,女性.食欲不振,全身倦怠感を訴え入院.低血圧,低血糖,電解質異常を認め,尿中17-OHCS,血中ACTH, cortisolは低く,リジン・バゾプレッシンテストでACTHは無反応であったが,連続ACTH刺激テストでcortisolは増加反応を示した.頭部MRIによる形態学的検査で上に凸の下垂体腫大像を認めた.本例は, ACTH単独欠損症に下垂体腫大を認め興味深いため報告する.
日本内科学会会誌
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