東京都立墨東病院内科
東京都立墨東病院病理
1989 年 78 巻 10 号 p. 1484-1485
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症例は56才,女性.動悸,高血圧,腰痛を主訴に当科受診,骨盤X線写真上左腸骨の骨融解像が認められ,精査日的で入院.尿中VMA, noradrenalinの高値と左腸骨腫瘤の生検により悪性褐色細胞腫と診断した.副腎に腫瘍は認められず,原発は胸部X線写真, IV-DSA,胸部CTより左房外側の心外膜と診断された.手術不能と考え, 131I-meta-iodobenzylguanidineによる治療を行う事とした.心外膜原発の悪性褐色細胞腫は極めてまれである.
日本内科学会会誌
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