浜松医科大学第三内科
1989 年 78 巻 4 号 p. 585-586
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症例は48才,男性. 9年前より糖尿病を発病を発症したが未治療のまま経過し,右殿部・大腿部痛,を主訴に来院した.右殿部には2カ月前に出現した〓の痂皮化が認められた.蜂巣織炎を疑い抗生物質の投与が行われ,炎症反応は改善したが症状は変わらず, 3週間後に右大腿部に広範な皮下気腫が出現した.切開創より,無臭乳白色の膿が皮下と筋膜下に認め,非クロストリジウム菌が検出された. 3週間のドレナージで劇的に改善した.
日本内科学会会誌
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