鹿児島大学医学部第三内科
天保山記念病院
1990 年 79 巻 4 号 p. 535-536
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脊柱管狭窄症を呈した先端巨大症の1例を報告した.患者は66才男,主訴は四肢異常感覚,脱力である.ホルモン学的にhGHの高値,日内変動の欠如を, X線学的には椎骨,椎間板の変形,脊椎管狭窄を認めた.電気生理学的にもmyeloradiculopathyの所見が得られた.先端巨大症に合併する神経学的障害は,視野障害等の中枢性あるいは手根管症候群等の末梢神経性のものが知られているが脊髄あるいは根障害性の知覚,運動障害の報告は少ない.
日本内科学会会誌
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