福島労災病院内科
1990 年 79 巻 5 号 p. 678-679
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62才,男性.心窩部痛を主訴に受診,胃内視鏡検査時の生検組織所見により,当初未分化癌と診断され,胃全摘を受けたが,術後22日目に死亡した,剖検並びにS-100蛋白染色により,右副腎髄質原発メラニン欠乏性黒色腫(AMM)と診断し得た1例を経験した. AMMは,本邦での報告が40例に満たず,副腎原発例はなく,本症例が第1例と思われるので,報告する.
日本内科学会会誌
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