日本医科大学第一内科
1991 年 80 巻 10 号 p. 1611-1616
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肝硬変の治療は,肝硬変の合併症の治療である.すなわち,代償性肝硬変の状態を維持することである.最近肝硬変の予後がよくなり,患者の社会生活を維持させるために不必要な規制は控え,病態を悪化させないよう管理するのが大切であり,そのために食事,勤務,運動などに留意する.さらに,肝臓が薬物代謝の中心である事から投薬全般について注意し,又手術の機会の増加にともない適切な判断も要求される.
日本内科学会会誌
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