佐賀医科大学内科
1991 年 80 巻 11 号 p. 1771-1774
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
成人Still病は,関節疾患としてよりも熱性疾患としてその存在が注目されている.今回はその診断および鑑別診断に重点をおいて解説した.分類基準は,大項目として, (1)発熱, (2)皮疹, (3)関節痛, (4)白血球増加,小項目として(5)咽頭痛, (6)肝機能異常, (7)RFとANA陰性, (8)肝脾腫またはリンパ節腫脹,の計8項よりなり,これらのうち5項目(大項目2以上を含む)以上を満たす症例を成人Stil1病と分類する.
日本内科学会会誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら