昭和大学藤が丘病院内科
1992 年 81 巻 1 号 p. 77-81
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妊娠中毒症は概念がまだ確定していない.そのため,臨床面においても研究面においても多少の混乱が見られる.したがってそのコントロールあるいは治療にも確定的なものがない.しかし一方では高血圧が本症の発症機序の重要な鍵を握っていることはほぼ間違いなく,したがって高血圧のコントロールがきわめて重要である.腎の特徴的な病理学的変化も,この高血圧を中心とした血行動態の負荷が大きな役割を果たしていると考えられる.
日本内科学会会誌
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