北里大学東病院放射線科
東京女子医科大学消化器病センター放射線科
東京女子医科大学消化器病センター外科
1992 年 81 巻 12 号 p. 1955-1961
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通常型膵管癌の診断について膵頭部の小膵癌を中心に検討した. t1癌ではUS, CTにおける腫瘤描出率は50%とやや低く,早期発見のきっかけとしては間接所見に頼らざるをえないが,二次検査法としてさらに種々の検査法を積み重ねることによってt1膵癌を診断することは可能である. MRIは高速撮像法と造影剤の使用による小膵癌の描出率の向上がもたらされつつあり,進展度診断への応用もふくめ,今後期待される検査法である.
日本内科学会会誌
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