東京大学第二内科
1992 年 81 巻 8 号 p. 1198-1202
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細径のfiberscopeとその誘導systemの開発とにより人体のほとんどの血管系と心臓内腔が経皮経管的に直視出来るようになった.すなわち,消化管等におけるごとく肉眼病理学的診断がある程度可能となった.冠動脈病変についても同様であり狭窄病変,とくに急性心筋梗塞や不安定狭心症によくみられる血栓と動脈硬化病変の鑑別,動脈硬化病変の性状の判断,各種治療の効果判定などの面で有力な手段となりつつある.
日本内科学会会誌
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