東京女子医科大学膠原病リウマチ痛風センター
1994 年 83 巻 11 号 p. 1908-1913
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慢性関節痛(炎)は,一般的には単一の関節に慢性的に疼痛または腫脹,水腫が生じている状態をいう.これには関節自体または全身になんらかの原因があって,関節局所に症状が出現すると考えられる.本稿では慢性関節痛(炎)の原因となる疾患について,その臨床症状と診断法を中心に述べる.また,治療の時点で診断が確定出来ず原因が明らかでない,いわゆる慢性非特異性単関節痛(炎)については自験例の紹介を含めて言及する1).
日本内科学会会誌
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