聖マリアンナ医科大学難病治療研究センター
1994 年 83 巻 11 号 p. 1948-1953
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関節炎などの慢性疾患に対する治療の目標としてQOLの向上が重視され, QOL評価法が研究された.慢性関節リウマチ(RA)患者のQOLは,罹病期間が長い例ほど低下していた.また,いくつかのRA治療薬で調べると,短期効果はQOLでみても明らかだが,長期的QOL改善効果には限界があった. QOL評価は長期予後を予測し得るとする報告もあり,今後一層臨床的意義が増すものと考えられる.
日本内科学会会誌
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