慶應義塾大学医学部内科
1995 年 84 巻 1 号 p. 41-46
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高血圧の判定は血圧のレベルによるが,その重症度は血圧のレベルと血管障害の状況とを考慮して決められている.これまで用いられてきた判定基準は, WHOあるいは高血圧に関する米国合同委員会による血圧の分類であるが,最近になって収縮期血圧と拡張期血圧の両者を考慮した新しい血圧分類が発表された.新しい分類では高血圧の程度に関して米国合同委員会とWHO/国際高血圧学会の委員会とによる分類とでかなりの差がみられ,混乱が生じてきている.
日本内科学会会誌
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