富山医科薬科大学第二内科
1997 年 86 巻 2 号 p. 208-213
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心電図による狭心症診断のポイントは,一過性に出現する心筋虚血時の心電図変化を捉えることにある.一般に狭心症発作の多くは, 1~5分で消失し長くとも20分以内で終了するため,この短時間に起こる心電図変化を症状出現時に記録するか,あるいは誘発することが必要となる.発作中の心電図変化から心筋虚血の程度とその範囲を判読でき,狭心症の重症度から治療効果の判定まで幅広く応用されている.
日本内科学会会誌
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