日本内科学会雑誌
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IV. Crow-Fukase症候群の病態と臨床
齋田 恭子
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1998 年 87 巻 4 号 p. 643-647

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抄録
Crow-Fukase syndrome (CFS)では,末梢神経を含む各臓器に毛細血管内皮細胞変化,血管の内腔狭窄・閉塞が存在し,血漿成分がその血管組織周囲腔へ漏出する.これが臓器腫大と軽い実質組織破壞の原因と考えられる.患者血中では,凝固系異常,サイトカインのIL-6,ときにIL-1β, TNF-αの増加があり,とりわけvascular endothelial growth factor (VEGF)が高値で存在し,病態と関連すると考えられている.
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