九州大学第二内科
1999 年 88 巻 2 号 p. 277-284
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高血圧治療の目的は,高血圧に伴う脳,心臓,腎臓,大血管などの臓器障害を予防することであり,既に臓器障害を有する場合はその進展を阻止・改善することである.このためにはそれぞれの病態に応じた目標降圧レベルの設定と適切な降圧薬の選択や危険因子の管理を行い,最大効果を引き出すような治療戦略が必要である.また,降圧に際しては諸臓器機能の変化を注意深く観察し,副作用を最小限にとどめるようにする.
日本内科学会会誌
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