自治医科大学呼吸器内科
2000 年 89 巻 5 号 p. 868-873
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
ツベルクリンは結核菌を発見したKochによって作られた,結核菌の培養濾液であり,その後,蛋白成分の精製が行われpurified protein derivative (PPD)と名付けられた. PPDによるツベルクリン反応で,結核菌に対する感染の有無の診断, BCG接種の技術評価が行われる.日本では発赤径10mm以上を陽性としている.ツ反応の判定に際しては,その「促進現象」や「ブースター現象」といったものをよく理解し,判定する必要がある.
日本内科学会会誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら