日本医科大学第一内科
2001 年 90 巻 2 号 p. 212-216
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急性肺動脈血栓塞栓症患者ではプロテインCおよびプロテインS欠乏症やループスアンチコアグラントあるいは抗カルジオリピン抗体といった抗リン脂質抗体など止血,血栓,線溶系の異常が認められ,このような凝固亢進状態は急性肺動脈血栓塞栓症の発症としてばかりでなく,その重症度,難治性,再発に関与している可能性があり,治療法を選択する場合にはこれらを考慮する必要がある.
日本内科学会会誌
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