昭和大学腎臓内科
2002 年 91 巻 1 号 p. 470-473
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症例は70歳,女性.気管支拡張症で呼吸器感染症を繰り返していた.経過中,下痢などの消化器症状持続したため大腸内視鏡検査を施行,腸管アミロイドーシスと診断された.また,その間蛋白尿が持続していたため,腎生検を施行したところ,腎は血管優位のアミロイドの沈着を示したアミロイドーシスと膜性腎症であった.アミロイドーシスに膜性腎症が合併する例は極めて稀で,貴重な症例と考え報告する.
日本内科学会会誌
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