日本内科学会雑誌
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7.腎障害合併高血圧の治療
鈴本 洋通
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2003 年 92 巻 2 号 p. 264-269

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抄録

腎障害の進行因子として血圧と同時に重要視されているのが蛋白尿であり,減少させる目的でR-A系抑制薬とされるACE阻害薬やAII受容体拮抗薬が用いられる.大規模研究で, Ca拮抗薬はしばしばACE阻害薬やAII受容体拮抗薬のパートナーとして選ばれている事実とをあわせて考えると,併用療法がもっとも現実に即した方法といえる.高齢者を除けば,収縮期血圧を130mmHg以下に下降させることが求められている.

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