東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センター
2005 年 94 巻 10 号 p. 2079-2083
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新たな治療手段の開発とともに,関節リウマチ(rheumatoid arthritis,以下RA)の臨床は大きな変革期を迎えている.特に, window of opportunity(治療の好機)という概念の導入は,超慢性疾患であるRAにおいても早期治療が重要であることを強調している.しかしながら,発症後早期にRAを確実に診断することは容易ではなく,臨床の現場に混乱を来している.本稿では, RA早期治療の実際を検証する.
日本内科学会会誌