ネットワークポリマー論文集
Online ISSN : 2434-2149
Print ISSN : 2433-3786
総説
反応制御を基盤とするネットワークポリマーの機能化
佐藤 絵里子
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2019 年 40 巻 1 号 p. 30-36

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抄録

ネットワークポリマーは,機械強度や耐溶剤性などに優れる半面,不溶不融であるため,解体や除去が困難である。これを解決するため,脱架橋可能なネットワークポリマーが注目を集めている。本稿では,分解性ユニットを導入したネットワークポリマーの設計について,主鎖分解性ポリペルオキシドを含む分解性ネットワークポリマー,および分解性基を高密度に導入した熱硬化性ハイパーブランチポリマーの例を中心に紹介する。また,ネットワークポリマーの用途の一つに硬化型接着材料があり,脱架橋可能なネットワークポリマーは,接着後に脱架橋することにより解体可能な易解体性接着材料として機能する。ネットワーク形成に伴う接着力の発現,および脱架橋による機械強度の低下や可溶化を利用した解体についても紹介する。

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© 2019 合成樹脂工業協会
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