2022 年 43 巻 1 号 p. 14-21
スネルの法則で説明されるように,屈折率の異なる媒質を光が透過すると光の進行方向が変化する。この現象を利用した光スイッチングデバイスの開発が志向されている。ポリマーは外部刺激により構造を変化させることで屈折率を変化させることが可能であり,外部刺激として紫外線や熱が検討され,ポリマーの分子構造が変化すると,分子屈折率や密度が変化し,屈折率が0.01 ~0.10 程度変化することが判明した。さらに,屈折率変化は,ポリマーを構成する分子種だけではなく,ポリマーの構造にも大きく関わっていることが明らかにされた。