ネットワークポリマー論文集
Online ISSN : 2434-2149
Print ISSN : 2433-3786
総合論文
N,N- ジフェニルアクリルアミド基を含む 1,2- ポリブタジエン共重合体
山手 太軌斎藤 瑞樹橋本 裕輝
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2026 年 47 巻 2 号 p. 88-95

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抄録

生成AI の進化は,より多層化した画像処理装置(GPU)を要求するため,銅張積層板(CCL)に大きな電場が発生し,高温に達する。そのためCCL 樹脂層に低誘電で且つ,高いガラス転移点(Tg),低い熱膨張率(CTE)が求められる。しかしながら,それらの特性の追求はトレードオフの関係であり,有用な材料の創出が求められてきた。これまでリビングアニオン重合から導かれる1,2-ビニルユニットは低誘電に優れることが報告されている。本論文ではこの重合方法を用い,耐熱性を付与した変性1,2-ポリブタジエン(PB)共重合体(ブロック共重合体)を合成し,高い耐熱性と低誘電性を両立した材料を解析し,その効果を示す。

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