ネットワークポリマー
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総説
UV 硬化性ハイパーブランチポリマーおよび 環状オリゴマーの合成と性質
工藤 宏人
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2013 年 34 巻 5 号 p. 233-244

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抄録
末端にメタクリロイル基を有するハイパーブランチポリマーは,A2 タイプモノマーとしてビスエポキシド,B3 タイプモノマーとしてトリスカルボン酸,C タイプモノマーとしてメタクリル酸を用い,A2+B3+C 型重合反応により,高収率で得られた。得られたハイパーブランチポリエステルの物理的特性やUV 硬化性は,対応する直鎖状ポリマーと比較すると優れていることが分かった。さらに,硬化膜の架橋密度は高く,低複屈折性を示すことが判明した。また,ラジカル重合性基やカチオン重合性基を有するカリックスアレーン誘導体やノーリア誘導体を合成しUV 硬化性樹脂への応用について検討した。その結果,優れた溶解性,成膜性,および耐熱性を示し,さらに,それらのUV 硬化性は最も優れていることが判明した。
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© 2013 合成樹脂工業協会
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