抄録
ホルムアルデヒド-水-メタノール系でのホルムアルデヒドオリゴマー組成の定量を13C-FTNMRにより行った。ホルマリン中では, ホルムアルデヒドはオリゴマーとして存在していることが報告されており, 本報ではpH, 温度, ホルムアルデヒド濃度, 添加メタノール量等のオリゴマー組成に与える影響について検討した結果, pHがオリゴマー組成変化に最も影響をあたえる事がわかった。図5に示したように酸性下では重合が進み, アルカリ性下では解重合する。さらに強アルカリ下でメチロールメラミンとメタノールからメチルエーテル化反応が起こることを証明できた。