熱硬化性樹脂
Online ISSN : 2186-5361
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ゲル化理論の新しい動き
-臨界現象としてのアプローチ-
堀江 一之
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1982 年 3 巻 2 号 p. 78-88

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抄録
高分子鎖の無限網目が形成されるゲル化の過程を扱う理論としては, 長い間, Floryの古典的教科書ですでに基本的な枠組みはできあがったものと考えられていた。しかし, 最近, 三次元パーコレーション理論を基礎に, ゲル化過程を臨界現象として把えなおす気運が, 物理の理論家の側から高まってきており, 注目を集めている。まず, なぜそのような動きが出てきたのかその背景をさぐり, 新しい理論のあらましと, 実験的に検証する目安としての臨界指数について, 現状を紹介する。
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© 合成樹脂工業協会
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