抄録
レゾルシンの反応性は非常に大きく, メチロールレゾルシンのメチレン化反応が容易に進行するので, これらの分子種を単離確認することは困難であったが, レゾルシン・ホルムアルデヒド初期縮合物 (RFR) をテトラヒドロフラン溶解後直ちにGPC測定を行うことにより, モノ, ジ及びトリメチロールレゾルシンピークを認めた。
ステンレスキャピラリー昇温ガスクロマトグラフィーにより, トリメチルシリル化RFRを直接注入することにより, 2-及び4-メチロールレゾルシン並びに2, 4-及び2, 6-ジメチロールレゾルシン等の各ピークが検出された。
メチロールレゾルシン1核体異性体のピークは, アルカリ触媒 (水酸化ナトリウム) のみならず, 無触媒, 弱酸性触媒 (酢酸亜鉛, 酢酸, 蓚酸) RFRからも検出された。