ネットワークポリマー
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新規なネットワークポリマーとしての高性能ポリベンゾオキサジン
竹市 力
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2006 年 27 巻 4 号 p. 232-240

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抄録
環状モノマー, ベンゾオキサジン, の開環重合により得られる熱硬化樹脂;ポリベンゾオキサジンは, 従来のフェノール樹脂の欠点を克服できる新規なフェノール樹脂として期待されている。環状モノマーはアミン類, フェノール類とホルムアルデヒドとを反応させて容易に高収率で合成される。ポリベンゾオキサジンは従来のフェノール樹脂と同様の耐熱性, 難燃性, 電気特性などを有するだけでなく, 分子設計の自由度が高く, 揮発性副生成物を発生せず, 高い寸法安定性を有するなど, 多くの特徴を有することから注目されている。ポリベンゾオキサジンの課題は, 重合硬化条件の緩和と靭性の向上である。より一層高い耐熱性も期待されている。ポリベンゾオキサジンの高性能化・高靭性化を目的として, 新規なモノマーの分子設計, 各種高分子によるアロイ化, 有機-無機ハリブリッド化, 高分子量前駆体の合成などの方法が試みられている。これらの方法により, ポリベンゾオキサジンの耐熱性, 靭性, 機械的強度, 熱安定性の向上や, 重合硬化条件の緩和などが達成できる。
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© 合成樹脂工業協会
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