ネットワークポリマー
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ヘテロポリ酸を用いたフェノール樹脂の合成
滝花 吉広
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2007 年 28 巻 3 号 p. 68-73

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抄録
ノボラック型フェノール樹脂の合成触媒として種々のポリ酸を検討した。固体のまま反応系に添加すると, 速やかにフェノールとパラホルムアルデヒドが反応した。しかし, 転化率は頭打ちで, 分子量分布も蓚酸で行ったものと変わらなかった。ヘテロポリ酸の一種である12タングスト (VI) ケイ酸n水和物 (SiW) を水溶液にし, 液一液2相分離反応を行ったところ, 分子量分布が狭い樹脂が高い転化率で得られることが明らかになった。13C NMRより, 生成した樹脂は分岐が少なく, o-o'体も少ないものであることがわかった。
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