大阪大学大学院行動神経学・神経精神医学寄附講座 東北大学名誉教授
2019 年 35 巻 2 号 p. 64-69
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大脳損傷患者を対象とする神経心理学には2つの大きな役割がある.一つはヒトの大脳の仕組みを理解しようとする神経科学の手法としての役割であり,もう一つは大脳損傷患者の症候を評価して,診断や治療に供するための症候学としての臨床医学的な役割である.神経心理学の2つの役割に関して現代的解釈と方向性を考察する.
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