フェリス女学院大学
1996 年 45 巻 7 号 p. 39-45
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
東大寺大仏再建にあたって、九条兼実は舎利三粒を奉納した。その際に草されたのが「九条兼実仏舎利奉納願文」である。この願文には、兼実が東大寺再建事業に託した願いが書き記されている。また、当時の王法仏法観、聖武天皇像なども窺える。従来扱われることの少なかったこの願文を、兼実の立場に即して読んでみたいと思う。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら