知立東高校
2013 年 62 巻 6 号 p. 36-47
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本論文では、宮沢賢治の農本主義と農本ナショナリズムとの近接性を「ポラーノの広場」と『家の光』との比較によって検討した。両者は農本的な志向があるが、『家の光』では、満州事変以降、ナショナリスティックな農本主義と、地域社会構想に専念した農本主義とに分かれていた。「ポラーノの広場」における産業組合は、後者に近接したものだと考えた。
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