2000 年 2000 巻 8 号 p. 561-566
分散度制御したRh/ZrO2触媒を用いて,低濃度CH4の酸化反応(800ppm)およびCH4のCO2リホーミング反応を行った。その結果,両方の反応においてRh分散度が高く(Rh粒子径が小さく)なるとターンオーバー頻度(TOF)が低くなる構造敏感型であることがわかった。どちらの反応もCH4の解離吸着が律速であることから,Rh粒子径が小さくなるとRhと表面酸素の結合(Rh-O)がより強くなることで,CH4の解離吸着が阻害されTOFが低くなると結論した。
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