滿鐵中央試驗所,無機化學課
1944 年 65 巻 3 号 p. 228-234
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第一に於て,表題の反應が工業的新脱硫法たる可能性あるを認めたるに鑑み,繊條温度,瓦斯流速,水分の存在を初めとし,反應管の内徑,繊條の種類とその長さ及び無機質硫黄吸收劑の種類等の脱硫能力に及ぼす影響を調べた.斯くて二硫化炭素を33mg/l含む原料瓦斯を最高99.7_??_29.8%迄脱硫するを得,前報の結論を確認した.尚,タングステン繊條は,特に水分の存する時,ニクロム繊條に比し脱硫能力が劣るを認めた.終りに平衡論の立場より脱硫機構の考察を行つた.
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