健康医学
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人間ドックにおける骨老化早期診断法の検討(第2報)
鹿島田 直史石川 哲哉須澤 満一ノ瀬 清子谷口 正玉置 昭英笹森 典雄小野 丞二
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1992 年 7 巻 1 号 p. 69-73

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抄録
人間ドック受診者191名につき,アルミステップと同時撮影された第2中手骨X-Pにより骨減少度を解析・評価するMD法の発展型=CXD法についてを検討した。CXD装置の信頼性は,各測定値の変動係数0.2~1.5%と高く,骨減少発生頻度は,男女とも約20%だった。正常・骨減少群の比較では,骨減少群で中性脂肪,ALPが高かった。逆に有意差検査項目で正常値群・異常値群を比べると中性脂肪でMD指標の差があった。
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© 公益社団法人 日本人間ドック学会
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