熊本大学医学部皮膚科教室
1969 年 31 巻 4 号 p. 375-385
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22才,♂にみられた海綿状血管腫について,その組織学的,電顕的所見について報告した。組織学的には血管腔の拡張したいわゆる単純性血管腫と内皮細胞の増殖した苺状血管腫の所見が混在していた。また電顕的所見から苺状血管腫に類似した部位の増殖内皮細胞は血管内皮細胞のすぐ外側の外皮細胞の増殖に基因するものと考え,本細胞と多分化能をもつ間葉系由来の血管芽細胞と考えた。
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