京都府立医科大学皮膚科教室
京都府立医科大学第2内科教室
1980 年 42 巻 3 号 p. 424-428
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眼球突出を伴つたGraves病と指趾の肥大性骨関節症に併発した脛骨前粘液水腫, すなわちEMO症候群の49才男子例を報告した。組織学的に, 真皮では浮腫性となり, 膠原線維間は著明に離解し, 膠原線維には膨化と断裂がみられ, 紡錘状の線維芽細胞が多くみられた。アルシャン青染色は真皮中層で陽性を呈した。さらに電顕的にも検索を行なつた。また集計しえた脛骨前粘液水腫とEMO症候群について若干の統計的観察を行なつた。
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