宮崎医科大学皮膚科教室
1982 年 44 巻 1 号 p. 103-107
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5例の褥瘡に対し湿布療法を行なつた。使用薬剤はポリミキシンB, ゲンタシン, アミカシン, アクリノールの0.1%溶液である。使用期間はおのおの2週間を原則とし, その都度菌数および感受性を調べた。検出菌では緑膿菌の検出回数が最も多かつた。薬剤感受性検査では緑膿菌はポリミキシンBに対して特異的に高い感受性を示した。5症例とも菌交代現象がみられ, 交互使用の必要性が感じられた。消毒剤についての考察も加えた。
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