西日本皮膚科
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症例
薬剤性Toxic Epidermal Necrolysisの2例
長野 博章城野 昌義武藤 公一郎影下 登志郎
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1982 年 44 巻 4 号 p. 570-575

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抄録

薬剤性toxic epidermal necrolysis(TEN)と思われる2例について報告した。症例1は52才女子で入院後74日目に重篤な肝障害, 肺炎のため死亡した。症例2は67才男子で肝障害を伴つていたが, 約2ヵ月の加療の後軽快した。本論文において著者らは, TENの誘発薬剤の検討, TENと肝障害の関連, また病初期における副腎皮質ホルモンの大量投与について論じた。

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© 1982 日本皮膚科学会西部支部
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