国立熊本病院皮膚科
国立療養所菊池恵楓園皮膚科
1991 年 53 巻 2 号 p. 256-258
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
29歳女子の右頬部にみられた色素性母斑(組織学的に複合母斑)に炎症症状を伴った表皮様嚢腫を報告した。1981年より1990年まで本邦で報告されたこの合併例は自験例を含め6例で, 青壮年に多く, 男女差はみられなかった。色素性母斑が急速に大きくなった場合には, 表皮様嚢腫の合併や悪性化の可能性も考慮し, 手術法にも工夫が必要であることを述べた。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら