西日本皮膚科
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治療
老人性皮膚そう痒症に対するオキサトミドの臨床的検討
河内 繁雄, 松本 和彦, 斎田 俊明
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1991 年 53 巻 2 号 p. 320-327

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抄録
高齢者では老化に伴う薬物代謝の遅延があり, 副作用の発現抑制という観点からも, 一般成人に比べより慎重な薬剤投与が必要である。今回, 老人性皮膚そう痒症に対するオキサトミド(セルテクト®)の有効性とより有用な使用法を知る目的で, 本剤の成人常用量である60mg投与群と, その半量である30mg投与群で, 封筒法による群間比較を行った。その結果, 60mg投与群にそう痒の重症度に有意な偏りがあったが, 両群ともに全般改善度で66.7%, 75.9%の改善度(改善以上)が得られ, また安全度, 有用度にも両群間に有意差は認められなかった。したがって老人性皮膚そう痒症では, セルテクト®1日30mgの投与から開始しても十分な止痒効果が得られ, 症状に応じて増量する投与法がより有用性の高い使用法であると考えられた。
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© 1991 日本皮膚科学会西部支部
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