日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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ISSN-L : 0387-1207
症例
S状結腸瘻より迷入した膀胱内異物を,膀胱鏡と大腸内視鏡を使用し摘出した1例
佃 曜子川村 直之星野 拓麿馬場 麗長佐古 友和高野 眞寿片桐 雅樹工藤 峰生三浦 正義
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2013 年 55 巻 7 号 p. 2000-2004

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抄録
症例は83歳の女性で,血尿を訴え泌尿器科受診した.腹部CTと膀胱鏡検査にて,膀胱内にPTPを認めた.患者は20年前にS状結腸憩室穿孔による腹膜炎の既往があり,9年前にS状結腸―膀胱瘻と診断されていたため,PTPは瘻孔を通じて膀胱内に迷入したものと考えられた.尿路損傷のおそれあり膀胱鏡での異物摘出は困難と判断し,泌尿器科医の協力のもと,大腸内視鏡と膀胱鏡を使用して異物摘出を行った.
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© 2013 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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