産業医科大学医学部皮膚科学教室
1999 年 61 巻 6 号 p. 760-762
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61歳の男性。左乳輪下部に境界明瞭でわずかに浸潤を触れる鮮紅色局面が存在。生検にて表皮内に淡明な胞体を有するPaget細胞が散在性あるいは集簇性に認められ, 手術標本にて乳管内および真皮内にも同様の異型細胞が認められた。病理組織学的に浸潤性乳管癌が確認できた乳房Paget病の男性例を報告した。
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