整形外科と災害外科
Online ISSN : 1349-4333
Print ISSN : 0037-1033
ISSN-L : 0037-1033
外傷性環椎前方脱臼の2例
三輪 信二市ヶ谷 学
著者情報
ジャーナル フリー

1975 年 24 巻 1 号 p. 10-13

詳細
抄録
われわれは44才と64才の環軸椎脱臼をもつ男子に後頭骨より上位頸椎までの固定術を行った.
二名ともはっきりした上位頸椎の外傷の前歴をもっており, 後者は一年前より遅発性麻痺をおこしていた. 術後数ヵ月目に99mTcによる移植骨周辺の骨スキャンニングを行い外固定を外す時期の参考にした. 移植骨として使った脛骨と腸骨の優劣について意見をのべた.
著者関連情報
© 西日本整形・災害外科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top