福岡大学医学部消化器内科
2007 年 104 巻 8 号 p. 1231-1235
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
57歳の女性.背部痛のため来院し,巨大肝細胞癌を指摘され入院となった.血液生化学検査にて,著明な高コレステロール血症を認め,腫瘍随伴症候群と診断した.その後,さらに血小板増多と低血糖が出現した.経過から,血小板増多と低血糖も肝細胞癌の腫瘍随伴症候であると考えた.3種類の腫瘍随伴症候をともなう肝細胞癌の報告は少なく,特に血小板増多症をともなうものは極めてまれである.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら