名古屋市立西部医療センター消化器内科 豊川市民病院消化器内科
名古屋市立西部医療センター消化器内科
豊川市民病院消化器内科
豊川市民病院病理科
2011 年 108 巻 10 号 p. 1705-1711
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症例は76歳,男性.十二指腸上行部に腫瘍を認め,同部からの生検では未分化な異型細胞に混在し,核異型がない多核巨細胞を認めた.免疫組織学検討により破骨細胞型巨細胞(OGC)をともなった間葉系由来の未分化な悪性腫瘍と考えられた.OGCは種々の癌や肉腫に出現することがあるが,その頻度は非常にまれである.これまでにOGCをともなった十二指腸原発の悪性腫瘍は報告されておらず,極めて貴重な症例と思われた.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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