山形市立病院済生館消化器内科
山形市立病院済生館臨床検査室病理
2011 年 108 巻 4 号 p. 650-657
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79歳男性.腹痛で近医を受診し急性膵炎が疑われて当院に紹介となった.CTで明らかな急性膵炎の所見を認めず,膵周囲の滲出液貯留と体部に径約8mmの不整な造影不良域を認めた.ERPで膵体部に主膵管狭窄と造影剤漏出を認め,膵管ステント留置が奏効した.その後CTで膵体部の腫瘤が明瞭化しEUS-FNAで膵癌と診断した.膵管破綻や膵液漏出の成因として,膵癌の可能性を念頭におき,膵管ステント留置などを試みるべきと考えられた.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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