日本消化器病学会雑誌
Online ISSN : 1349-7693
Print ISSN : 0446-6586
症例報告
早期胃癌の診断契機となったStreptococcus intermediusによる化膿性肝膿瘍の1例
重福 隆太松永 光太郎田村 知大小澤 俊一郎松尾 康正高橋 秀明松本 伸行奥瀬 千晃鈴木 通博伊東 文生
著者情報
ジャーナル フリー

2016 年 113 巻 2 号 p. 263-272

詳細
抄録
今回,口腔内常在菌であるStreptococcus intermediusによる化膿性肝膿瘍を経験し,その感染経路の検索で早期胃癌を診断した.胃低酸状態ではStreptococcusを中心とした胃細菌叢が形成され,さらに糖尿病,高齢など粘膜免疫低下を呈する病態が存在する場合,上部消化管疾患が細菌の侵入経路となる可能性があり十分に留意すべきである.
著者関連情報
© 2016 (一財) 日本消化器病学会
前の記事 次の記事
feedback
Top